100831_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月31日 |
100831_01 |
富士通セミコンダクター |
半導体集積回路 |
専用IC |
パソコン・OA機器・LAN用 |
情報機器の消費電力削減のネットワーク待機応答LSI
富士通セミコンダクターは、ネットワークに接続する複合機やプリンタなど情報機器の待機時における消費電力を大幅に削減するネットワーク待機応答LSI「MB86C36」のサンプル出荷を30日から開始した。サンプル価格は800円。
新製品は、機器の待機時に、機器の心臓部であるメーンシステムに代わり、外部のネットワークからの接続確認などの要求信号に自動で応答。使用再開時はメーンシステムを待機状態から復旧させる機能を持つ。
従来、機器の待機時にはスタンバイ機能を用いてメーンシステムの消費電力を抑えていたが、完全に電源を停止することができず、大幅な消費電力低減が難しかった。新製品を使用することでメーンシステムの電源オン時間を最小限にとどめることができ、機器の消費電力を大幅に削減できる。
MB86C36は、待機時におけるスタンバイ時電力は17mW以下。ネットワーク応答時の電力は40mW以下で装置の省電力化に大きく貢献する。
通常動作時には1ギガbpsまでのイーサネットブリッジとして動作。メーンシステムのイーサネットポートとネットワーク端子間に実装して使用するため、既存装置の設計仕様を大きく変更する必要もない。
パッケージは100ピンLQFPを採用。動作電源電圧はコア用電源が1.0または1.2V、I/O電源が2.5または3.3Vとなっている。
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