100824_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月24日 |
100824_02 |
太陽誘電 |
受動部品 |
コンデンサ |
パソコン・OA機器・LAN用 |
22μFの静電容量のLW逆転タイプ積層セラミックコンデンサ
太陽誘電は、外部電極を長手方向に配置することによって、縦横を逆転させたLW逆転タイプ積層セラミックコンデンサで、業界最高となる22μFの静電容量を実現した「JWK212BJ226MD」「AWK212C6 226MD」を商品化した。9月から玉村工場(群馬県玉村町)で、月産200万個体制で量産を開始する。サンプル価格はそれぞれ30円。
新製品は、パソコンなどのデジタル機器向けで、CPUに代表される高速ICの電源ライン向けデカップリングコンデンサに求められる低ESLと、静電容量の大容量化という2つの特性を両立した積層セラミックコンデンサ。
今回、大容量化を実現することによって、今後さらに機器の高速化、高性能化に寄与できる製品として開発した。
LW逆転タイプは、外部電極を長手方向に設計し電極間寸法を短くすることで、一般的な積層セラミックコンデンサと比較してESLを低減。同時に、内部電極と外部電極が接する面積を大きくして、低ESRも実現している。
新製品は、定格電圧が6.3Vと4V。サイズ1.25×2×0.85ミリメートルで、静電容量22μFを実現した。
同社は、1984年のニッケル電極大容量積層セラミックコンデンサの商品化以来、積層技術、多層化技術などを高度化することで、積層セラミックコンデンサの大容量化を進めてきた。これらの技術を展開して、大容量化を実現したもの。
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