100810_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月10日 |
100810_02 |
インターシル |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
消費電力低減追及の分解能12ビットのA/Dコンバータ
米インターシル(日本法人=東京都港区、野崎真人社長)は、消費電力の低減を追求した分解能12ビットのA/Dコンバータ「ISLA112P50」を発表した。分解能によって異なるが、1千個受注時の単価は36ドルから125ドル。
新製品は、低消費電力で駆動できるため、デバイスの発熱問題を気にする必要がなく、同一システム内に複数のA/Dコンバータを搭載することが可能。最上位機種の「ISLA112P50IRZ」で、消費電力は468mWとなる。同社によると、これは同等性能を持つ競合製品に比べて5分の1以下の消費電力であるという。
主なアプリケーションとしては、ブロードバンド通信やレーダー、レーザー画像検出など。独自の「FemtoChargeテクノロジー」により、標準的なCMOSプロセスで生産される。
同社はまた、新製品の時間領域および周波数領域での性能解析を目的に、専用の評価ボードも用意している。評価ボードでは、1MSPS以上の連続したデータキャプチャが可能であり、そのデータを標準のCSVファイル形式でダウンロードすれば後処理もできるとしている。
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