100730_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月30日 |
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アルプス電気 |
接続部品 |
スイッチ・リレー・ヒューズ |
デジタル情報家電用 |
単極ロッカータイプの電源スイッチ「SDDJF1Aシリーズ」
アルプス電気は29日、薄型テレビやPCモニター向けに業界最薄の単極ロッカータイプ電源スイッチ「SDDJF1Aシリーズ」(厚み5.2ミリメートル)を開発、8月から量産開始すると発表した。
欧州省エネ規制や省エネ意識の高まりから、テレビへの主電源スイッチ搭載が増加している。薄型テレビで一般に使用される電源スイッチは微小電流用DCスイッチが主だったが、DCスイッチはオフ時も回路起動用微小電流が流れ、待機電力を消費する。
交流電源ラインを直接オン/オフするAC電源スイッチは、オフ時に待機電力をゼロ化できるため、薄型テレビでAC電源スイッチ搭載への見直しがされている。
新製品は、単極ロッカータイプAC用電源スイッチで業界最薄の厚み5.2ミリメートルを実現。同社従来比約3分の1の厚さを達成した。確実な接点接触のため、独自のトーションばねによる接点構造を採用した。接点荷重が安定的に加わり、接触信頼性が向上している。ワイピング構造により接触信頼性のさらなる向上を実現する。
電源スイッチはAC100―240Vの高電圧でオン/オフを行うため、確実な絶縁性が必要。同製品は独自の内部構造(特許出願中)によって絶縁性劣化を防止し、薄型でも高い絶縁性を確保。はんだ取り付けのほか、ワンタッチコネクタ(ファストン#187)にも対応。ハロゲンフリー。
サンプル価格は280円。生産計画は、無錫アルプス(無錫市)で11年10月には月産100万個を予定している。外形サイズは25.0×5.2×17.0ミリメートル。電子機器用定格は、8A/128A250V以上。欧州ENEC規格に適合している。
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