小型基板単体シングルAC-DC電源「LFAシリーズ」に４モデル

　コーセルは、小型基板単体シングル出力ＡＣ―ＤＣ電源「ＬＦＡシリーズ」に、１００/１５０/２４０/３００Ｗの４モデルを追加開発した。９月から発売し、３年後に６億円の売上げを見込む。

　 新機種は、アミューズメント機器をはじめ、ＬＥＤ表示機、チップマウンタなどの製造装置、半導体製造装置、産業用ロボット機器、各種計測・分析機器など、顧客の装置への実装自由度・価格の面から、シンプルな基板単体電源へのニーズの高まりに対応したもの。

　 基本性能に立ち返り、「小型化」「環境負荷軽減」「低価格化」を開発コンセプトに、前モデルの設計を全面的に見直し、業界最小クラスの小型製品にした。

　 なお、今回の追加開発で上市済みである１０/１５/３０/５０/７５Ｗの５モデルに合わせて、全９モデルとなる。

　 特徴は、同社の従来製品面積比２８―３０％小型化、環境負荷軽減（待機電力低減・同期整流方式採用による高効率化）、高い信頼性から無償補償期間は５年、高調波電流規制に対応しており、全世界への輸出が可能、豊富な電力・電圧バリエーション（全９モデル５９機種）、豊富なオプション対応（２４Ｖピーク電流対応・リモートコントロールなど）、低ノイズ設計（ノイズ規格＝ＣＩＳＰＲ２２―Ｂ、ＦＣＣ―Ｂ、ＶＣＣＩ―Ｂ、ＥＮ５５０２２―Ｂ準拠）、全世界に対応する安全規格とＣＥマーキング対応、安全規格（ＵＬ、Ｃ―ＵＬ、TUV取得、電安法準拠）、ＣＥマーキング（低電圧指令　適合）――など。