薄型軽量の親指シフトキーボードFKB7628シリーズ「サムタッチ」

　富士通コンポーネントは、幅３１８×縦１５８×厚さ１８ミリメートルで重さ約３６０グラムと薄型軽量の携行性に優れた親指シフトキーボードのＦＫＢ７６２８シリーズ「Ｔｈｕｍｂ　Ｔｏｕｃｈ（サムタッチ）」の販売を来月下旬から開始する。

　 同シリーズは、日本語入力に優れた親指シフト配列で、右手小指のポジションに「後退」キーと「取消」キーを設置したキーボード。キースイッチは同社独自のギアリング構造を採用し、切れの良いキータッチを実現している。同社のギアリング構造は、一般的なシザーズ方式と異なり、キーストロークと押下力の軸が一致し、キートップの端を押した場合でも、片側に傾くことなくキーを押下させることができる。キートップも外れ難い構造。

　 本体との接続は着脱可能なＵＳＢケーブルを採用。右手入力キーと左手入力キーのキートップの色を変えて視覚的にも入力を補助する配色とし、初めて使用する人でも使いやすいキーボードとした。

　 キーストロークは３.０ミリメートル。キー荷重は約０.５４Ｎ（約５５グラム）。インターフェイスはＵＳＢ１.１。対応ＯＳは、ウインドウズＸＰ/ウインドウズＶｉｓｔａ/ウインドウズ７。

　 同キーボードを使用の場合は、日本語入力ソフト「ジャパニスト２００３」（別売）と同キーボード用アップデートパックのインストールが必要。

　 価格はオープン価格。販売目標は年間５千台。