100716_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月16日 |
100716_02 |
TDKラムダ |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
小型で変換効率90%の基板型AC-DCスイッチング電源
TDKのグループ会社であるTDKラムダは、小型で高効率な基板型AC―DCスイッチング電源「ZWS―BAFシリーズ」を開発、20日から受注を開始する。3年後に20万台/年の販売を計画。標準価格は3600円(50W)―8千円(150W)。
新製品は、各種自動機をはじめとする産業機器分野向けに開発した。効率改善や待機電力の低減が強く求められるようになったことに対応して、電源回路や搭載部品の最適化を図り、電源自体の内部電力損失を低減した。その結果、変換効率が大幅に改善され、従来モデルに比べ5%アップの90%を達成。同時に20%程度の軽負荷時でも80%以上の変換効率を実現した。
また、電源内部の発熱量を抑制し、放熱部品の小型化もしくは削減が可能になり、従来モデルに比べ基板面積で約30%の小型化、重量でも約20%の軽量化に成功した。
さらに熱解析シミュレーション技術による発熱部品の分散配置により、放熱効果も高めたことで、動作周囲温度マイナス10―プラス70度Cを保証、50度Cの環境下でも100%の負荷率での使用が可能になった。これによって、無償保証期間も5年を実現した。
出力電力は50W、75W、100W、150W。出力電圧は3.3/5/12/15/24/48V。サイズは50×26×132(50W)―75×37×160ミリメートル(150W)。
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