100713_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月13日 |
100713_01 |
ルネサスエレクトロニクス |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般産業用 |
電流連続モード方式の力率改善(PFC)制御IC「R2A20131」
ルネサスエレクトロニクスは、300W程度の小電力電源ユニット向けに、軽負荷時の高い電力変換効率と待機時の電力低減で省電力化を図る電流連続モード方式の力率改善(PFC)制御IC「R2A20131」のサンプル出荷を開始した。サンプル価格は80円で量産は10月から。
新製品は、電源ユニットでAC(交流)とDC(直流)に変換する際、入力電圧と入力電流の波形の違いにより生じる電力損失を、入力電流の波形を入力電圧の波形に合わせるように制御し低減するPFC制御IC。電源の最大出力電力の20%という軽負荷時でも電力変換効率87%以上を実現。エネルギー高効率化のために電力変換効率を規定している「80Plus&reg」プログラムの中で最も高い効率が求められる「80Plus Gold」に対応できる。
入出力電圧検出時に電力が損なわれる検出抵抗損失については、機器の待機時の検出抵抗損失を従来品比5分の1以下となる約26.5mWに低減。オフィス機器の国際的省エネルギー制度である「国際エネルギースター」(Energy Star)や、欧州連合のEUP指令で規定される待機電力企画に対応した省電力の電源ユニットを実現できる。
パッケージは面実装タイプの16ピンSOPを採用している。
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