100614_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月14日 |
100614_01 |
スミダコーポレーション |
ユニット |
センサーモジュール |
自動車機器用 |
HEV/EV向けインダクティブ・ロータポジションセンサー
スミダコーポレーションは、ハイブリッドカー/電気自動車向けのインダクティブ・ロータポジションセンサー(RPS)を開発、拡販活動を開始した。
RPSは、ハイブリッドカーや電気自動車の駆動モーターシステム用に特別にデザイン・開発されたもので、従来のセンサーに比べ、磁界ノイズの影響を受けにくい特性を持っているため、磁気シールドを取り付けることなくモーターの中に装着することが可能。また、大ロータ径に対してもセンサーモジュールを大きくする必要がないため、省スペース、軽量、低コストが実現できるといったメリットがある。
RPSはアウターロータモーター、中空軸モーター、インホイールモーターなどへの装着に適しており、アプリケーションごとに異なるモーターの仕様に対処するため、スミダグループでは顧客のニーズに合ったカスタムデザインを提供している。
スミダグループでは、業界トップの自動車向けシステムサプライヤや自動車メーカーと共同でRPSの性能・品質向上に取り組み、09年から量産を開始。既にドイツのシステムサプライヤのアウターロータモーターに採用されたほか、ドイツの主要な自動車メーカー2社が最近発売したマイルドハイブリッド方式のセダン車にも搭載されている。
今年から来年にかけては、ヨーロッパで量産が計画されている最初の電気自動車への採用など、さらなる需要が見込まれている。また現在、スミダRPSの持つ優位性を生かし、ヨーロッパやアジアで自動車向けシステムサプライヤや自動車メーカーとの商談を進めているという。
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