100602_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月2日 |
100602_03 |
ニッタ |
受動部品 |
フィルタ |
一般産業用 |
空調設備向け省エネ型HEPAフィルター「エスプレッツ350D」
ニッタは、省エネ型HEPAフィルター「エスプレッツ350D」を開発し、1日から発売した。
半導体工場、液晶工場などの高い空気清浄度が求められ、処理風量の多い工場の空調設備用のエアフィルターに適している。
日本をはじめアジア各国に販売し、今年度は年間1500台、12年度は同5千台の販売を見込んでいる。
新開発の省エネ型HEPAフィルター「エスプレッツ350D」は、ガラス繊維ろ材に糸状セパレータを織り込んだろ材パック(ミニプリーツ状)をV字型に配置したフィルター構造で、奥行きを従来の292ミリから350ミリにし、初期圧力損失をこれまでより26%低減した。
従来のHEPAフィルターは空気が通過する際の抵抗(圧力損失)が大きく、エネルギー消費量の増大につながっていた。
また、粉塵保持容量も増やし、低圧力損失域を長期間使用を可能にした。それらの結果、送風機消費電力を最大38%削減できた。
▽外形寸法610×610×350ミリ▽処理風量56立方メートル/分▽圧力損失(初期)185プラスマイナス15パスカル、(最終)300パスカル▽捕集効率(0.3マイクロメートル)99.97%以上▽JIS15種粉塵保持容量(―500パスカルでの比較実測値)約4千グラム/台。
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