100512_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月12日 |
100512_02 |
矢崎総業 |
接続部品 |
コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット |
一般産業用 |
柔軟性のある太物CVTケーブル「柔らかい600V-CVT」
矢崎総業(矢崎信二社長)は、柔軟性を高めて配線工事の作業性を向上させた太物CVTケーブル「『柔らかい』600V―CVT」(150/200平方ミリメートル)を17日から販売開始する。
CVTケーブルは、事業所や工場などで使用される電力ケーブル。今後、150/200平方ミリメートルなどの太物ケーブルは、容量アップやCO2 削減対応のため需要拡大が予想される。半面、太物CVTケーブルは硬いため取り扱いが大変で、配電盤など狭い個所での曲げ作業では力を必要とし作業時間もかかった。
これらの課題に対応するため、同社は導体設計および製造方法を改善し、150/200平方ミリメートルの太物サイズでも柔軟性のあるCVTケーブルを開発、販売開始するもの。
新製品は「曲げ」や「くせ付け」が容易で、配電盤での接続作業の軽減と時間短縮を実現する。ケーブル切断時の跳ね返りが少なく、作業時の「けが」へのリスクが軽減できる。今回の改善により、同社の600V―CVTは、8平方ミリメートルから200平方ミリメートルまでが柔軟性のあるケーブルとなった。
「柔らかい」600V――CVTの特徴は、くせの付けやすさが他社品の2―3倍(200平方ミリメートルの場合)。配電盤接続作業の時間短縮(一般的な配電盤で約15%削減)。延線作業が容易(延線時にドラムの巻きぐせが残らず真っすぐになるため、ワイヤネットなどの取り付けが容易)。太物ケーブル使用により電力ロスが少なくCO2削減に貢献する。
▽CVTケーブル CVTは、トリプレックス架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルの略称。CVTケーブルは単心CVケーブルを3本より(トリプレックス)したもの。
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