100427_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月27日 |
100427_03 |
太陽誘電 |
受動部品 |
コンデンサ |
移動体通信機器用 |
1005サイズ超低背積層で1μFのセラミックコンデンサ等2品種
太陽誘電は、1005サイズ超低背積層セラミックコンデンサで、薄さ0.22ミリメートルで静電容量1μFを達成した「AMK105BJ105MC」、薄さ0.15ミリメートルで静電容量0.47μFを達成した「AMC105BJ474MH」を商品化した。いずれも同社従来品に比べて2倍以上の静電容量となり、同サイズ、薄さで業界最高の静電容量を実現している。
5月から玉村工場(群馬県佐波郡玉村町)で、両商品合わせて月産1千万個で量産を開始する。サンプル価格はいずれも10円。
同社では、84年のニッケル電極大容量積層セラミックコンデンサの商品化以来、積層セラミックコンデンサの材料技術やシート薄層化技術などを高度化することで小型化、大容量化を進めてきた。今回の超低背積層セラミックコンデンサでも、これらの技術を展開することで、超薄型化を実現したもの。「AMC105BJ474MH」では、外部電極に部品内蔵基板への搭載に適した銅メッキを施している。
スマートフォンや高機能携帯電話は、インターネット接続や映像、音楽鑑賞、高画素の写真撮影などの機能を増やしており、小型・薄型化とともに、液晶画面の大型化やカメラの高画素化などの高機能化が進んでいる。そのため、ICの電源回路向けなどで部品の低背化が求められている。
また、機器やモジュールの小型化のため、電子部品を回路基板に内蔵する部品内蔵基板技術などの高密度実装技術が登場。基板に内蔵する電子部品には、従来以上の低背化が要求されている。新製品はこうした技術トレンドに対応した。
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