100428_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月28日 |
100428_01 |
アルプス電気 |
ユニット |
センサーモジュール |
一般産業用 |
低消費電力の無線センサーシステム「UGFZ1シリーズ」
アルプス電気は、低消費電力の無線LANオールインワンモジュール「UGFZ1シリーズ」を開発、5月からサンプル出荷・量産開始する。サンプル単価は1万円(税込み)。
新製品はGainSpan社(米国ベンチャー企業)のGS1011チップを採用し、アンテナ、WiFiプロトコル、接続アプリケーションを内蔵している。物理インターフェイスとしてUART、10ビットのアナログ・デジタル変換器、I2C、PWM(パルス幅変調器)、GPIOを備えており、多種のセンサーと直接接続が可能。
GS1011にはアプリケーションプロセッサが内蔵されており、セット機器側でのネットワークスタックなどを不要としている。
低消費電力設計、パワーマネジメント機能で、単3形塩化チオニルリチウム電池で10年稼働を達成した。
これらの特徴により、容易に無線センサーシステムを実現可能とし、建物内の温度・湿度コントロール、植物工場の照度・温度などのコントロール、スマートメーターなど、広範なアプリケーションへの適用が考えられる。
また、既存機器に本モジュールのシリアルインターフェイスを接続することで、無線ネットワーク機能が追加でき、防犯・防災管理、ヘルスケア機器、医療機器、入退室管理などにも適している。
同社は、各種センサーと本モジュールを搭載したデモキットをソフトウエア込みで用意している。シリアル接続評価機も別に用意している。
モジュールの主な仕様は外形サイズ35.0(W)×20.0(D)×3.4(H)ミリメートル、無線規格IEEE802.11b/g、動作電圧プラス2.8―プラス3.6V、消費電力は送信時140mA、待機時5μA、伝送速度は11メガbps(最大)。
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