100422_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月22日 |
100422_01 |
ローム |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
移動体通信機器用 |
電源回路面積を縮小できる降圧DC-DCコンバータモジュール
ロームは、外付け部品の内蔵と高放熱構造の開発により電源回路面積を約6分の1にできる降圧DC―DCコンバータモジュール「BP5275シリーズ」を開発し、7月に量産を開始する。
3端子形状のため、既存のロー・ドロップ・アウト(LDO)レギュレータとピンコンパチブルのため、システムの大幅な設計変更なく電源回路の高効率化を簡単に実現できる。
BP5275シリーズは、入出力コンデンサを含め、すべての外付け部品を1パッケージ化し、外付け部品を不要にした。また、独自開発の1.5キロヘルツ高周波動作による高効率スイッチングレギュレータICを使用。素子からアルミ放熱板に直接放熱できる高放熱構造パッケージを採用した。
これにより、パワーモジュールとアルミ電解コンデンサを用いた従来品に比べ、システムの実装面積を約6分の1にした。パッケージサイズ13.6×6.0×20.0ミリ。
ヒートシンク放熱板を装着して放熱性をさらに高めることで、最大800mAまでの高出力が可能。回路構成に同期整流方式を用い、変換効率最大93%(6V―5V降圧時)と高効率化を実現した。
今月にサンプル出荷を開始し、7月に月産10万個で量産に入る。サンプル価格1千円/個。生産は中国・大連のローム エレクトロニクス大連で行う。
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