100422_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月22日 |
100422_02 |
旭化成エレクトロニクス |
ユニット |
センサーモジュール |
移動体通信機器用 |
超小型携帯機器用3軸電子コンパス「AK8975B」
旭化成エレクトロニクス(AKM、小堀秀毅社長)は、同社従来品に比べ半分以下に小型化した携帯機器用3軸電子コンパス「AK8975B」を開発、サンプル出荷を開始した。シリコンモノリシックホール素子技術による1チップタイプ。サンプル価格は500円。
携帯機器における3軸電子コンパスの急速な需要増に対応したもので、既に量産出荷の準備も完了している。生産は宮崎製造所(延岡市)と外部委託1カ所。
AK8975Bは、3軸の磁気センサーを「シリコンモノリシックホール素子」と、磁気を構成する磁力線が通りやすい磁性材料の「磁気収束板」の使用で実現したAKM独自の1チップ電子コンパスアーキテクチャを踏襲した。
1チップの3軸電子コンパスの有利さを生かし、チップサイズパッケージ(CSP)を採用。14ピンで2.0ミリメートル角、高さ0・65ミリメートル。
現行主力のAK8973は、CPS製品でもボール実装型と低背型という2種類のパッケージオプションがある。AK8975Bは、この両者の長所を融合したパッケージ設計により1種類に統一、顧客の利便性と量産性の両立に貢献する。
また、登録特許技術の「磁気オフセットの自動調整機能」など、長年の経験に基づく各種ソフトウエア資産の互換性も継承。
主な用途は、携帯電話や携帯情報端末の歩行者ナビとスマートフォンなどの“拡張現実アプリ”向け。
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