100407_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月7日 |
100407_01 |
アルプス電気 |
接続部品 |
スイッチ・リレー・ヒューズ |
自動車機器用 |
重作動力で長寿命実現ので車載向けタクトスイッチ「SKSGシリーズ」
アルプス電気は6日、4Nの重作動力で長寿命20万回を実現した車載向けタクトスイッチ「SKSGシリーズ」を開発、今月から量産開始すると発表した。
自動車キーレスエントリシステム用のリモコンはポケットなどに入れて持ち歩くため、誤動作防止のために一定以上の押す力がかからないと作動しない重い操作感が必要。カーAVやそのほかの一部デジタル機器でも、ユーザーに操作したことを認識させたり伝えたりするため、重い操作感のスイッチが求められる。
新製品はこうしたニーズに対応して開発した、4Nの重作動力と20万回の長寿命を両立した車載向けタクトスイッチ。開発に当たり接点部分に新たなメタルコンタクト(金属板ばね)を開発。品質工学や解析技術を駆使してメタルコンタクト形状を最適化することで、押した時のメタルコンタクトにかかる負荷を軽減させ、重作動力と長寿命を実現した。
薄肉成形や精密プレス、自動組み立て技術により、従来品に比べ体積比で3分の1の小型・薄型化(縦2.7×横3.0×高さ1.4ミリメートル)を達成した。ステム付きで、セット設計時の高い寸法精度を求めないため、設計を容易にし、かつスイッチとして確実な動作を実現する。アース機能を付加しており、操作時の静電気による誤作動やIC破壊を防止する。
重作動力タイプ以外に、一般デジタル機器向けの作動力1.6Nタイプもラインアップした(1.6N品はアース機能なし)。
サンプル価格は60円(税込み)。11年4月には月産300万個の生産を予定する。
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