100407_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月7日 |
100407_02 |
STマイクロエレクトロニクス |
半導体集積回路 |
専用IC |
デジタル情報家電用 |
中国・アジア市場向けSTB端末用1チップIC「STi5197L」
スイスのSTマイクロエレクトロニクスは、中国やアジア市場向けに機能を最適化したシングルチップのセットトップ端末(STB)用IC「STi5197L」を発表した。同ICはケーブル放送用STB向けに設計されており、OEM企業はこれを利用してエントリレベルのZapper STBを効率良く短期間で開発できる。
「STi5197L」はQAM(直交振幅変調)方式のケーブル復調器を統合し、STマイクロのケーブル放送用STB向け「STi5197」と同じアーキテクチャを採用、ソフト互換性もある。
同社コンスーマ事業部門グレーターチャイナ・南アジア地域担当、ユ・リー副社長は「新ICは、高品質、高コスト効率ソリューションに対し力強い需要が見られるMPEG―2 Zapper STB市場に対応するもの。メーカーはこのチップを利用して製造コストを削減すると同時に高品質のデジタル放送を提供できる」と説明する。
同チップは、ITU―T J83 Annexes A/B/Cを含むDVBをサポート。また、すべてのスマートカードベースのセキュリティシステムに対応しており、有料放送サービスに市場を拡大するのに役立つ組込みスマートカード・インターフェイスを統合する。
USBインターフェイスを採用。統合型オーディオサブシステムでデジタル/アナログ出力を提供、MP3およびドルビー・デジタル5.1でコーディングをサポートする。
同チップは現在、15×15ミリのLFBGAパッケージで出荷中。
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