100331_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月31日 |
100331_01 |
サムスン電子 |
ユニット |
記憶ユニット |
パソコン・OA機器・LAN用 |
40ナノ技術使用のDDR3使用による32ギガバイトRDIMMモジュール
韓国のサムスン電子は29日、サーバー向けでは業界最大容量となる32ギガバイトモジュール(RDIMM)のサンプル出荷を開始したと発表した。低消費電力で大容量、高性能を要件とする先進サーバー向けに設計されているという。
新モジュールは、線幅40ナノメートル級のプロセス技術で生産したサムスンのデュアルダイ4ギガビットDDR3を36個使用。40ナノメートル技術による16ギガバイトRDIMMと同等、または、それ以上の性能を同じ消費電力で提供する。
この32ギガバイトRDIMMを搭載した2ウェイサーバーは、デュアルCPUを装備することで、システム全体で最大384ギガバイトのメモリーを有することが可能となる。これは、前世代の16ギガバイトモジュールを採用したサーバーの最大メモリー容量、192ギガバイトの2倍。しかも消費電力の増加分はわずか5%未満という。
また、総メモリー容量192ギガバイトを実現するためには、16ギガバイトRDIMMなら12個必要だが、32ギガバイトモジュールは6個で置き換えが可能。これにより2ウェイサーバーでのDRAM動作スピードは、毎秒800メガビット/秒から1066メガビット/秒に約33%高速化し、同時に消費電力を40%削減できるという。
サムスンは、昨年3月に50ナノメートル級プロセスによる2ギガビットメモリーをベースとした16ギガバイトRDIMMを発表。それからわずか1年で、32ギガバイトRDIMMをリリースした。同モジュールは来月から量産開始の予定だ。
|