電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
1月27日100127_04 ジェイケーデバイス ユニット センサーモジュール 一般産業用

超高速ドキュメントスキャナ向けカラー密着型イメージセンサー「TMC36212A」


 ジェイケーデバイス(東京都墨田区、土肥創社長)はカラー300DPIで1411ミリメートル/秒のスキャンレートを達成、A4サイズ縦(長さ297ミリメートル)を285枚/分で読み取ることができる超高速カラー密着型イメージセンサー(CIS)「TMC36212A」を開発、6月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格はHEAD(CIS本体)とCIS制御基板のセットで60万円。

  光源はRGBの画像データをデジタル化(ADCは10ビット)、黒&明補正(シェーディング補正)後に8ビット/画素×RGB(24ビット)で出力する。また、トーンカーブ補正(γ補正)やオフセットレベル&ゲインレベルの自動調整機能などを搭載、取り扱い性の向上も図っている。

  サンプルはA4サイズだが、同様な仕様で読み取り幅19ミリメートルから308ミリメートルのCIS化も可能。さらに専用CIS制御基板とパソコンなど、ホスト間の高速大容量I/Fや実験・評価用の原稿搬送装置など関連するアプリケーションも用意。

  TMC36212Aの主な用途は、高速ドキュメントスキャナ、金融系の画像読み取り。初年度に約2億円の販売を見込む。

  同社は09年10月9日設立、事業内容は、電子部品・事務機器の輸出入販売、画像スキャナ・感熱プリンタの設計開発。

  サンプル供給に先立ち、機能と画像の再現性を検証するために、実際の原稿を開発したCISで読み取らせ画像を検証するデモ機を用意し、これまで数社に公開しており、反応は上々という。これらの結果を踏まえ、3月末日まで100台限定でサンプル販売を実施する。




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