090521_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月21日 |
090521_04 |
パナソニック電工 |
接続部品 |
プリント配線基板 |
一般民生用 |
低吸湿性と高耐熱性の紙フェノール銅張積層板「R-8700PS」
パナソニック電工は、低吸湿性と高耐熱性を併せ持ち、鉛フリーリフローハンダ実装にも対応可能な紙フェノール銅張積層板「R―8700PS」を開発、6月からサンプル出荷を開始する。
家電製品に搭載されるプリント配線板には、ベース材料として紙基材にフェノール樹脂を含浸させた紙フェノール銅張積層板が幅広く使用されている。ただ基材である紙は吸湿しやすい素材のため、プリント配線板の電気絶縁性が劣化して電気ショートを起こし、発火する危険性もある。
新製品は、発火事故の低減に向け、基材への樹脂の含浸技術の改良を図ることで、低吸湿性と高耐熱性の向上を実現。吸湿による電気特性の劣化が少なく、信頼性が求められる電源回路、高圧回路用基板に適している。また耐熱性の向上で鉛を含むハンダより融点の高い鉛フリーハンダ実装に耐えられる。
新製品は中国(蘇州)・タイ(アユタヤ)で生産、10年には年間15億円の販売を目指す。
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