090226_06
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月26日 |
090226_06 |
米ブロードコム |
半導体集積回路 |
専用IC |
移動体通信機器用 |
ブルートゥース・GPS・FMラジオ送受信など4種類の無線通信機能1チップ化「BCM2075」
米ブロードコムは25日、都内で今月9日に発表されたブルートゥース、GPSおよびFMラジオの送/受信など、4種類の無線通信機能を1チップに統合した新コンボチップ「BCM2075」の説明会を開催した。
同チップは現在、市場で望まれているロケーションベースサービス(LBS)や高度なマルチメディア機能をミドルレンジの携帯電話での使用を可能にする。
65ナノメートルプロセス技術で設計、より高度な統合を行って部品点数を削減しながら、90/130ナノメートルプロセスに比べ電力消費を低く抑え小型化、より高い歩留まりを実現している。
この新しいコンボチップ・ソリューションは、16日からスペイン・バルセロナで開催されたモバイル・ワールド・コングレス(MWC09)でデモを行い、高い関心を呼んだ。
既に一部顧客に対しては、サンプル品の提供を開始している。今年中に、具体的な製品のリリースを予定している。
「新チップセットは、一つのチップ上ですべての機能を実装し、低消費電力、省スペース化を実現できる。ブロードコムにとって日本市場は重要と考えており、拡大する顧客ベースに対応、現在、約40人のスタッフを擁する日本オフィスの機能をさらに強化していきたい」(グレーグ・オチクボ副社長兼ワイヤレス・パーソナル・エリア・ネットワーキング・ビジネスユニット本部長)。
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