090223_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月23日 |
090223_03 |
テキサス・インスツルメンツ |
半導体集積回路 |
専用IC |
移動体通信機器用 |
45ナノプロセスのアプリプロセッサ「OMAP」と「OMAP4」
米テキサス・インスツルメンツ(TI)は、アプリケーションプロセッサ“OMAP”45ナノメートルプロセス品「OMAP36x」と、次世代アプリケーション対応の新プラットフォーム「ZoomOMAP34x―UMDP」(モバイル・デベロップメント・プラットフォーム)の供給を開始した。また、新しいモバイル・コンピューティング環境を実現する「OMAP4」の開発も発表した。
モバイル端末メーカーに対し、今年後半からサンプル出荷、量産出荷は10年後半からを予定している。
OMAP36xは、従来の65ナノメートルのOMAP34ファミリーで構築してきたソフトウエア資産はじめ、これまでの投資を再使用可能で、消費電力も約25%低減、グラフィックス性能を75%向上、より高いコンピューティング性能を提供する。
動作速度は最高1ギガヘルツ。45ナノメートルプロセス・テクノロジーへの移行により、主力のスマートフォン製品向けに、より安価なソリューションを供給できるようになった。
サンプル出荷は、09年第3四半期から。
ZoomOMAP34x―UMDPは、ロジック社が開発・設計を担当した。
小型のハンドヘルド機器のサイズの中に、各種のワイヤレス接続、強化されたイメージング、ビデオ、ディスプレイなどのテクノロジーとオプションの3Gモデム、さらには手のひらで大きな映像体験を実現する「DLPPico」プロジェクション・テクノロジー・モジュールも内蔵している。モジュールは今年半ば頃から供給する。
新プラットフォームOMAP4は、1080pビデオ再生と録画、20メガピクセル(2000万画素)のイメージングおよび約1週間のMP3オーディオ再生をはじめ、豊富なマルチメディア体験を提供する。
現行の汎用スマートフォンと比較して、10倍高速なWebページのロード、7倍を超えるコンピューティング性能、6倍のビデオ分解能、10倍のグラフィックス性能および、6倍のオーディオ再生時間の延長を提供する。 |