090218_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月18日 |
090218_01 |
アルプス電気 |
接続部品 |
スイッチ・リレー・ヒューズ |
パソコン・OA機器・LAN用 |
LED使用の中空モーメンタリタイプのプッシュスイッチ「SPEGシリーズ」
アルプス電気は17日、ノートPCなどの照光型の操作部用に、中空モーメンタリタイプのプッシュスイッチ「SPEGシリーズ」を開発、今月から量産開始したと発表した。中空形状によりLEDをつまみの中心部に設置できるため、均等なLED照光が可能だ。
サンプル価格は175円(税込み)。12月には、コンポーネント事業部涌谷工場(宮城県涌谷町)で月産100万個の生産を予定する。
ノートPCやゲーム機などでは、視認性とデザイン性から、ONした際に文字や記号を光らせる操作部が増加している。こうした操作部はLED照光が主流で、光を均等に照光させるニーズが高まっている。
新製品は、これらの機器のバックライトタイプの操作ボタンに搭載される小型モーメンタリタイププッシュスイッチ。寸法は幅8.39×縦7.19×高さ5.00ミリメートル。スイッチの中心をくり抜いた中空型構造で、LEDなどの光源の搭載に適している。
従来、操作ボタン部に文字や記号を表示し照光させる場合、基板上にLEDとスイッチが横並びで搭載されることが多く、つまみの中央部をきれいに照光させるのが困難だった。新製品は本体形状を中空としたため、LEDをつまみの中心部に設置でき、筐体の操作ボタン部分に光を均一に通すことが可能だ。
独自のメカ機構を採用し、シミュレーション技術と微細加工技術を用いることで、ソフトなクリック感触を実現した。製品バラエティとして、静電気などによる他の回路への影響を防止するためのアース端子付きを用意している。動作寿命は3万回を保証する。 |