090123_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月23日 |
090123_02 |
三菱電機 |
半導体素子 |
光半導体 |
デジタル情報家電用 |
電力変換効率28%の超小型カラープロジェクタ用半導体レーザー「ML520G54」
三菱電機は、手のひらサイズの超小型カラープロジェクタ用の波長638ナノメートルで世界最高出力110mW、電力変換効率28%を実現した半導体レーザー「ML520G54」を開発、2月1日から発売する。
ML520G54は、記録型DVD装置で独自に培ってきた端面窓構造やリッジ導波路(レーザー光の通り道)を適用。人の目でよく感じることのできる波長640ナノメートル以下の単一横モード発振・赤色半導体レーザーで世界最高出力となる110mWを実現した。
110mW出力時の電力変換効率も28%(温度25度Cで)としている。超小型カラープロジェクタの輝度向上と低消費電力に貢献する。
材料と構造の最適化により、50度Cまでの高温環境下で出力110mWで動作する。動作温度範囲はマイナス5度―プラス 50度C。
サンプル価格は1万2千円。月産100万個を計画している。
▽端面窓構造=半導体レーザーの光出射端面を工夫して、レーザー光で吸収されないようにした構造。端面での光吸収で生じる熱による結晶破壊(瞬時端面破壊現象)を避け、大光出力が可能。
|