090123_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月23日 |
090123_03 |
パナソニック電工 |
電子材料 |
電子材料 |
一般民生用 |
LEDなどの温度上昇を抑制するPCB用材料「高・熱伝導性セムスリーR―1787」
パナソニック電工は、高い熱伝導性によりLEDや電子回路の温度上昇抑制を実現したプリント配線板用材料「高・熱伝導性セムスリー(ガラスコンポジット銅張積層板)R―1787」を新たに開発した。2010年度には年間15億円の売上げを目指す。
LEDは、低消費電力、長寿命、省スペースなどの特徴から照明、その他光源として今後さらに需要拡大が見込めるが、さらなる発光効率向上、長寿命化が求められるため、放熱対策が設計課題の一つとなっている。
「高・熱伝導性セムスリーR―1787」は、高い熱伝導性を持ち、電子部品や電子回路の温度上昇を抑制することができ、同社セムスリーシリーズの特徴である耐トラッキング性は最高グレードのCTI(比較トラッキング指数)600を実現、板厚精度にも優れている。
さらに独自の連続工法で製造していることから、一般的な銅張積層板の製造工法とエネルギー消費量を比べると、1平方メートル当たりCO2排出量を約4分の1に低減できる環境配慮のモノ作りを行っている。
主な用途は、液晶テレビ用LEDバックライトや住宅用LED照明などLED照明、運転席スピードメーターパネルの表示ランプなど車載用、インバータ電源などの電源、軽量化を実現させるため金属基板の代替用途などとなっている。
28日から30日まで東京都江東区の東京ビッグサイトで開催される「第10回プリント配線板(PWB)EXPO」にも出品する。
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