090105_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月5日 |
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スタッカートコミュニケーションズ |
ユニット |
その他 |
通信インフラ用 |
UWB(超広帯域無線)向け1チップソリューション「Ripcode2」モジュール
シリコンテクノロジー(四方堂第五郎社長)は、ラインアップを拡充させたワイヤレスネットワーク関連デバイスの拡販を、今年も継続して実施する。
特に、米スタッカートコミュニケーションズ社製UWB(超広帯域無線)向けデバイスなどの提案活動に力を入れる。同社は海外を中心に、優良な技術を持つベンチャー系の半導体メーカーを発掘し、日本市場での販売を展開する。
近年は、ワイヤレス関連デバイスに着目し、年々、関連商材のラインアップを強化してきた。
09年にいよいよ普及拡大が期待されているモバイルWiMAX向けでは、仏シーカンスコミュニケーションズ社製の1パッケージソリューションのデザインインを順調に進めている。
「モバイルWiMAX市場の立ち上がりによる受注拡大に期待したい」(同社)という。
WiMAX同様、09年に普及拡大が見込まれるUWBでは、米スタッカート社製品を08年から取り扱い、各モジュールメーカーなどへのデザインインを好調に進めている。
同社製の最新UWBソリューション「Ripcode2」は、バースバンドプロセッサやRF回路を内蔵する、世界でも数が少ないUWBの1チップソリューション。
ADコンバータ、DAコンバータ、低ノイズアンプ、パワーアンプなどを内蔵しながら、チップサイズも5ミリ角サイズを実現。日本を含む世界各地で使用可能な無線帯域「バンドグループ6」に対応している。
UWB技術の応用用途である「ワイヤレスUSB」や、「ブルートゥース3.0」などに対応するMAC・PHYを用意している。さらに、独自のコーディックを組み合わせて実現するHD(高精細)ビデオのワイヤレス伝送ソリューションも提供できる。
Ripcode2は、今月中にも量産を開始する予定。シリコンテクノロジーは、「09年はワイヤレスUSB用途で、プロジェクタや各種周辺機器での普及拡大を見込む。将来的には、ブルートゥース用途で各種モバイル機器に搭載される見込みであり、中長期的にも期待できる商材」としている。 |