081216_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月5日 |
081216_02 |
リコー |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
デジタル情報家電用 |
12Vまで監視可能なボルテージディテクタIC「R3119シリーズ」
リコーは、各種の電気回路に必要な電圧が問題なく供給されているか、電圧の状態を12Vまで監視できるボルテージディテクタIC「R3119シリーズ」のサンプル受注を開始。量産は、来年1月9日から始める。月産規模は当初100万個。サンプル価格は150円となっている。
新製品は、動作最大36V、絶対最大定格50Vながら3.3マイクロA(Typ.)という低消費電流を実現した。
従来の耐圧不足から外付け分圧回路で対応していた回路構成から、直接、電圧回路の監視を可能とすることで、外付け分圧回路に流れていた無効電流をゼロに削減した。
これにより、従来品のR3112に比べ、12V電流監視回路全体に流れる無効電流を約10分の1に削減している。
(1)電圧立ち上がり検出時に遅延時間を持ち、外付けコンデンサにより自由に時間設定が可能なバージョンと、(2)遅延時間を持てないが、ICの電源供給ピンから独立した電圧監視ピン(SENSEピン)によって、監視電源供給ラインの電圧がゼロになっても正常な監視信号を維持できる、という二つのバージョンを用意した。
パッケージは、小型で汎用性の高いSOT―23―5。
これらの特徴により、デジタル家電、カーナビ、カーオーディオなどへの搭載を見込んでいる。 |