081205_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月5日 |
081205_01 |
ハイニックス |
半導体集積回路 |
メモリー |
移動体通信機器用 |
回路線幅54ナノプロセス採用の2ギガビットモバイルDRAM
【ソウル支局】韓国のハイニックス半導体は3日、回路線幅54ナノメートルのプロセス技術を使用した世界初の2ギガビットモバイルDRAMを開発したと発表した。大容量、低消費電力、高速動作、小型サイズとモバイル製品の主要要件をすべて満たす同DRAMは、09年上半期にも量産出荷される予定だ。
同製品は、現行の1ギガビットモバイルソリューションの2倍の記憶容量を提供する。マルチ・チップ・パッケージ(MCP)、パッケージ・オン・パッケージ(PoP)のプラットフォームでは、業界最高密度のモバイルDRAM製品となる。
1.2V電源で最大毎秒400メガビットの動作速度を実現、32ビットI/Oで毎秒最大1.6ギガバイトのデータを処理できる。消費電力は既存のメモリー製品より低い。
同チップは搭載される機器のスペックに合わせ、1つのチップで様々なデータ処理を行えるハイニックスの「ワンチップ・ソリューション」機能を装備。このため、SDRAMやDDR DRAMインターフェイス、また×16や×32ビット構成など様々な顧客ニーズに対応できる。
米電子部品・半導体標準化団体、JEDECの規格に準拠し、MID(モバイル・インターネット機器)やUMPC(ウルトラ・モバイルPC)などの次世代アプリケーションに最適、とハイニックスは自信を見せる。
|