081202_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月2日 |
081202_03 |
サムスン電子 |
ユニット |
記憶ユニット |
パソコン・OA機器・LAN用 |
SLCのNAND採用の高性能サーバー用25/50ギガバイトSSD 2機種
韓国のサムスン電子は、高性能サーバー用25ギガバイトおよび50ギガバイトSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)の量産を開始したと発表した。ビデオ・オンデマンド、Web配信、オンライン取引処理用のサーバーに最適のストレージシステムという。
これらSSDは、シングルレベルセル(SLC)NAND型フラッシュメモリーを採用したもので、同社の標準的な32ギガバイト、64ギガバイトSSL SSDに比べ約2倍の書き込み性能を提供する。
サイズは2.5インチ。毎秒3ギガビットのSATAインターフェイスを採用しており、読み取り速度は毎秒100メガバイト、書き込み速度は同80メガバイト。
データセンター向けとしては最も消費電力が少なく、アクティブモードで1.25W、アイドルモードで0.3W。同じ2.5インチ、回転数1万5千rpmのSASインターフェイス対応HDD(ハードディスクドライブ)に比べ、25%以下の消費電力だ。
ワット当たりの性能も、従来の1万rpm、1万5千rpmの2.5インチHDDを大幅に上回る。1W当たりのIOPS(入出力性能/秒)は、1万5千rpmのSAS対応HDDの100倍。また、1ドル当たりのIOPSは、1万rpm、SCSI対応HDDの5倍となっている。
最も高速の1万5千rpm2.5インチSAS対応HDDに比べて、10倍もの速さでデータ処理が可能だ。
サムスンの新SSDは25ギガバイト版、50ギガバイト版とも既に出荷している。
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