081126_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月26日 |
081126_01 |
日立金属 |
電子材料 |
誘電体・絶縁体 |
移動体通信機器用 |
不等ツバ形状で初期インダクタンスを13%向上させた新型フェライトコア
日立金属はこのほど、不等ツバ形状で初期インダクタンスを約13%向上させた新型フェライトコアを開発し品ぞろえを充実させた。
独自の製造技術と材料技術を駆使して開発したもの。片方のツバが四角形、もう一方のツバが円形の不等ツバ形状(角/丸ツバ)。同社従来品の同サイズの円形等ツバ形状(丸ツバ)よりも有効体積を増加し、初期インダクタンスを約13%向上させている。
巻線に由来する直流抵抗を約15%低減できる(初期インダクタンス向上により巻数を減少できるため)。直流重畳特性を約30%向上可能(初期インダクタンスの向上により、従来品である丸ツバ形状と同じインダクタンスになるよう芯径寸法を大きく設計した場合)。
四角形のツバにより、コアの位置決めや電極形成が容易となり、ユーザーの使い勝手が向上している。
用途は、携帯電話や電子音楽プレヤーなどの電子機器に使用されるパワーインダクタ全般。生産能力は月産1億個となっている。
生産は、鳥取工場(鳥取市)および中国・番寓工場(広州市)で実施。
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