081125_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月25日 |
081125_03 |
NXPセミコンダクターズ |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
一般産業用 |
ARMのM3コアベースの低消費32ビットマイコン「LPC1000」ファミリー
NXPセミコンダクターズは、ARMコアベースの32ビットマイコンのラインアップ拡充を展開し、このほど80品種を突破した。19―21日に横浜市のパシフィコ横浜で開催された組込み総合技術展(ET2008)でも、最新ファミリーLPC1000や同2900などを紹介し、注目を集めた。
同社は、32ビットマイコンとして、組込み分野で広く普及するARMコアをプロセッサに採用した「ARMマイコン」を展開している。
ARM7コアをベースに同2400、同2300、ARM9ベースのLPC300などの従来ファミリーに加え、世界で初めて「ARM Cortex M3 Rev2コア」を採用したLPC1000ファミリーを発売した。M3コアの特徴を生かした低消費電力性だけでなく、最大100メガヘルツの高速フラッシュマイコンに仕上がっている。
また、ARM9ベースでは、新ファミリーとして同2900シリーズを投入している。同ファミリーの最大の特徴は、フラッシュマイコンとして125メガヘルツ、137MIPSという世界最高の処理性能だ。CANやLIN、USBといった豊富なインターフェイスのほか、モーター制御用途向けに5VADコンバータ内蔵品をそろえる。
このほかにも、ARM9ベースでLCDインターフェイスを備えるなどマルチメディア用途に強い同3000ファミリーでは、サンプル価格が3ドル以下という超低価格品「同3130シリーズ」(180メガヘルツ動作)も発売している。
同社マーケティング本部マルチマーケットセミコンダクターズの国吉和哉部長は「製品数が80種を超え、ローエンドからハイエンドまで、32ビットマイコンに対する多様なニーズに対応できるラインアップが整った」と語っている。
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