081118_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月18日 |
081118_03 |
テキサス・インスツルメンツ |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
Eco-modeスイッチング採用の降圧型「SWIFT」DC-DCコンバータ「TPS54160」
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、「SWIFT」DC―DCコンバータ「TPS54160」を発表した。現在、量産出荷中で、1千個受注時の参考価格は2.40ドル。
新製品は、制御用のFETを内蔵、65Vまでの入力電圧範囲で1.5Aの出力電流を提供し、軽負荷時に大幅なエネルギーの節約を実現する降圧型スイッチング・コンバータ。
入力電圧範囲は3.5―65Vで、入力過渡波形を持つ各種アプリケーションの設計で高い柔軟性を発揮する。また、軽負荷時に高い効率を提供する同社のEco―modeスイッチング技術を搭載しており、116マイクロAと低い静止電流、1.3マイクロAのシャットダウン電流を提供するため、システムの動作時間を延長するとともに、より高効率の電源システムが設計できる。
さらに、スイッチング周波数が300キロヘルツ―2.5メガヘルツと広いことから、出力インダクタを小型にでき、基板実装面積の低減に役立つ。スイッチング周波数のフォールドバック機能や過熱保護機能も内蔵していることから、過負荷状態に対する自己保護機能を実現できる。
この製品は、工業用および車載向けアプリケーションで、既存の同種のソリューションと比較して、基板の実装面積を最高25%低減でき、しかも設計の簡素化が図られる。
パッケージは、10ピンのMSOPPowerPADで供給される。
|