081105_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月5日 |
081105_02 |
三菱電機 |
ユニット |
その他 |
一般産業用 |
UHF帯RFIDリーダライタ装置用高出力増幅器「RA01L9595M」など2品種
三菱電機は、業界で初めて入出力整合回路を内蔵したUHF帯のRFIDリーダライタ装置用高出力増幅器「RA01L9595M」(国内用)と「RA01L8693MA」(海外用)を25日から発売する。サンプル価格は1200円(税抜き)。生産は年2万個を予定している。
非接触でRFIDタグのデータの読み書きを行うRFIDリーダライタ装置は、物流、輸送、在庫管理、店舗のレジなど、あらゆる用途で使用されており、製造コストの低減が求められている。
同社は、業界で初めて入出力整合回路を内蔵し、不要輻射レベルを抑えたUHF帯の高出力増幅器を開発した。
従来のRFIDリーダライタ装置用高出力増幅器の入力と出力には、外部の回路とインピーダンスを整合させる入出力整合回路を別に設ける必要があった。今回、セラミック多層基板を採用して実装密度を上げ、業界で初めて入出力整合回路を9.2×9.1ミリメートルのパッケージに内蔵した。
これにより、外付けの整合回路が不要となり、回路設計が簡素化され、部品点数が減り、コストを削減できる。また、金属キャップを採用することで電磁シールド効果を高め、漏えいレベルを抑制している。
さらに、高耐圧のシリコンMOSFETを採用し、ドレイン電圧は3.3―5Vまで動作可能だ。このため、ハンディ型、据え置き型装置のどちらでも対応できる。
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