081104_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月4日 |
081104_04 |
リニアテクノロジー |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
移動体通信機器用 |
消費電力が3分の1以下の127mWとなる14ビットADコンバータ「LTC2261」
リニアテクノロジーは、127mWと従来の3分の1以下となる消費電力を実現する低消費電力14 ビット毎秒125メガサンプリングのADコンバータ(ADC)「LTC2261」ファミリーの販売を開始する。価格は1000個受注時998円から。
LTC2261ファミリーには、6種類のピン互換デバイスがそろう。分解能12ビット品と14ビット品でそれぞれ、毎秒125メガ/105メガ/80メガサンプル品がある。12月から量産する。
さらに12/14ビット品それぞれで毎秒65メガ/40メガ/25メガサンプルのピン互換低速品も09年に発売する予定。
これまでの高速ADCは消費電力が大きく、サンプル・レートが高いほど、多くの電力を消費した。また、複数のADCを使って多数の入力チャンネルを測定するシステムや、高温になりADCの性能を低下させる恐れのある小型の携帯可能なパッケージに収容される場合、熱の放散がより大きな問題となっていた。LTC2261はフルスピード動作時でも、また、消費電力を0.5mWまで削減するスリープ・モードでも、高速データ収集のために電力を大幅に削減するため、電源コードが不要になり、製品をポータブルの世界に移行可能にする。
新製品 は1.8Vという低電圧のアナログ電源で動作し、AC特性を低下させずに大幅な電力節減を実現。ベースバンドでのSNRが73.4デシベル、SFDR が85デシベル。0.17psRMSという低いジッタにより、優れたノイズ特性を保ちながらIF周波数をアンダーサンプリングできる。
パッケージは6ミリ角QFNパッケージを採用している。 |