081104_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月4日 |
081104_02 |
テキサス・インスツルメンツ |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
パソコン・OA機器・LAN用 |
電流シャント抵抗の電圧降下向け高精度を実現した電流/電力計測IC「INA219」
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、高電圧側に接続されたシャント抵抗の両端に発生する電圧降下や、電源電圧を観察することで双方向の電流/電力を計測するIC「INA219」を発表した。
現在、出荷中で、1000個受注時の単価(参考価格)は1.85ドルとなっている。
新製品はマイナス40度―プラス85度Cで最大1%の精度、最大100マイクロVのオフセット特性を持つ。この高精度特性により、電流シャント抵抗に発生する電圧降下を最小にでき、適用製品の電力損失や発熱を低減することができる。
このほか、電流をアンペア、電力をワットで直読可能とする機能、128サンプルまでのプログラマブルな平均化機能、 I2Cインターフェイスの内蔵などの特徴がある。
電源電圧範囲は3.0―5.5V、同相モード入力範囲は0―26Vとなっている。
同製品は、サーバー、ノートPCなどの省エネルギー要求の強いバッテリ駆動のシステムにおけるデジタル電流計測への適用が期待されている。
パッケージは、8ピンのSOICまたはSOT23で供給される。 |