モバイル機器のサイドキーなどに適した横押しエッジマウントライトタッチスイッチ

　パナソニック　エレクトロニックデバイスは、携帯電話などのモバイル機器のサイドキー、ヘッドセットなどの操作に適した４.５×２.２５ミリ形横押しエッジマウントライトタッチスイッチを開発した。

　１１月からサンプル出荷を開始し、０９年１月に月産３００万個で量産を始める。

　携帯電話、ＤＳＣ、ＤＶＣ、ポータブルオーディオ、ヘッドセットなどのサイド操作用に供給する。本体サイズは４.５×２.２５×２.９ミリ。同社従来品に比べ投影面積が約３０％減、高さは約１５％減。エッジマウント時のプリント配線板上面高さも、同社従来品比約３０％減の０.９５ミリ。

　エッジマウント時のハンダ剥離強度は、表面実装タイプの約２倍を確保した。独自のエッジマウント本体形状により、横押しタイプスイッチながら縦押しタイプのスイッチ構造が得られ、作動力１.０Ｎ、１.６Ｎ、２.４Ｎ、３.５Ｎの多様な作動力を取りそろえることができた。作動寿命２０万回、ストローク０.１５ミリ、接触抵抗１０００ミリΩ以下。スイッチの金属カバーをプリント配線板に直接ハンダ付けする構造で、静電気対策に配慮した。