080925_08
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月25日 |
080925_08 |
カシオ計算機 |
表示デバイス |
液晶・プラズマ・CRT |
一般産業用 |
業界最高精細度546ppiを実現した2.0型TFT液晶パネル(QHD)
カシオ計算機は24日、業界最高(直視型TFT液晶ディスプレイとして。同社調べ)精細度546ppiの2.0型アモルファスシリコン薄膜トランジスタカラー液晶パネルを開発したと発表した。
TFT液晶ディスプレイの画素構造は、開口部とその動作を制御する信号線、走査線、補助容量線、トランジスタなど、遮光物となる部材で構成されている。そのため、従来構造のままドットピッチを小さくすると発光開口部面積を保持できない課題があった。
新パネルは、同社独自技術HAST(ハイパーアモルファスシリコンTFT)をベースに、トランジスタや周辺の配線構造設計に多層配線化による新たな構造を取り入れた。これにより、高精細化による遮光ロスを低減。ドットピッチ15.5マイクロメートル(同社従来パネル23マイクロメートル)での開口部確保が可能となった。
QHD(Quarter High―Definition)仕様により、フルハイビジョン規格との親和性が高い。視野角160度(上下左右)、画素数960×540ピクセル、表示色数は1677万色。
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