電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
9月23日080923_02 テキサス・インスツルメンツ 半導体集積回路 汎用リニアIC 一般民生用

ステレオ・クラスDアンプとヘッドアンプを1パッケージ化したオーディオ・サブシステム


 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、ステレオ・クラスDパワーアンプと、出力コンデンサ不要のDirectPathステレオ・ヘッドアンプを1個のパッケージに集積した、アナログ入力のオーディオ・サブシステム「TPA2050D4」を発表した。現在、供給中で、価格は2.30ドル(1千個受注時の参考単価)となっている。

  新製品は、8Ωのスピーカを1チャンネル当たり1.4Wの出力と、90%の効率で駆動する機能を備えたステレオ・クラスDアンプを内蔵。また、異なる入力―出力経路を設定できるとともに、オーディオ性能を最適化するデザイン・パラメータのプログラムが可能で、高い柔軟性を持つ。

  入力は4チャンネルで、二組のステレオ・シングルエンド入力として使用することができる。また、一組のステレオ作動入力として使用することも可能で、この場合、より良好な同相モードのノイズ除去比を実現できる。さらに1.8V互換のIICインターフェイス経由で異なるゲインおよびモードに選択できる。

  各入力チャンネルは、32段階のボリューム制御のほか、ヘッドホンアンプ部に4レベルのゲイン制御を備えていることから、ヘッドホンとスピーカを同時に使用する場合、音量を個別に設定できる。

  さらにヘッドホンアンプに電圧リミッタ機能を内蔵しているため、大音量による聴覚へのダメージを防止するなど、様々な最大音量の安全規格に適合している。パッケージは、2.61ミリメートル角のWCSPで供給される。


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