080922_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月22日 |
080922_01 |
アルプス電気 |
ユニット |
センサーモジュール |
移動体通信機器用 |
2出力を実現したインクリメンタルエンコード出力タイプの磁気センサー「HGPシリーズ」
アルプス電気は、小型携帯機器向けに、独自の高精度磁気素子によりワンパッケージで2出力を実現したインクリメンタルエンコード出力タイプの磁気センサー「HGPシリーズ」を開発、11月からサンプル出荷を開始すると発表した。
サンプル価格は1000円(税込み)。磁気デバイス事業部長岡工場(新潟県)で、09年3月から月産200万個の量産を開始する。
新製品は、回転速度と方向の検知の2出力エンコーダ構成ができる磁気センサー。
通常、2出力の磁気式エンコーダには磁気センサーを二つ使用することが必要だが、新製品は独自開発の高精度磁気素子により、センサー素子間の間隔を極小化し、小型かつ2出力が可能なセンサーを実現した。エンコーダ機構の設計、組み立てが容易になるとともに、セットの小型化にも貢献する。
今回使用した高精度磁気素子は、広範囲での磁界検出ができ、ともに組み込まれる磁石とセンサーの配置が垂直方向のほか、水平方向にも可能だ。
製品バラエティは、電源電圧は1.8Vと5V対応品を用意する。携帯機器でニーズの高い1.8Vタイプは、高密度実装に適した端子を本体裏側に配置したMAPタイプ、スペース制約が少ない機器で使用が多い5Vタイプは、実装を容易にするため、端子を本体側面に突き出させたSONタイプをラインアップ。1.8Vタイプは、パワーダウン機能のオプションも可能だ。
用途は小型携帯機器の操作ダイヤル、その他各種機器の回転機構部。 |