080915_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月15日 |
080915_02 |
オムロン |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
アナログ信号をDC-20メガヘルツ以上の広帯域で絶縁しながら伝送する「高速アイソレータ」
オムロンは、センサーなどのアナログ信号をDC―20メガヘルツ以上の高速・広帯域で絶縁しながら信号伝送する「高速アイソレータ」を開発した。
09年度の商品化を予定している。
「高速アイソレータ」は、電気磁気材料研究所と共同開発した磁性材料技術および磁気デバイス設計技術により、アナログ信号の高速伝送を実現した。
従来の絶縁伝送方式で必要だった外付けの変換回路などが不要となり、ユーザーでの周辺回路を含めて小型化を実現している。
入出力仕様やパッケージ形態は、顧客のニーズを確認しながら最適化を進める。また、独自の磁気方式により、既存の光結合方式で使われているLEDの経年劣化による減光が発生せず、性能劣化が改善される。
アナログコントローラへの搭載で高速サンプリングが可能となり、ロボットやメカトロニクス機器などのより高精度な制御に貢献する。レーザーなどの高速センシングによる計測用途で、絶縁しながら高速計測信号を伝送できるシステム構築にも有効だ。
電力線通信など次世代の高速アナログ通信用途のさらなる高速化ニーズに対しても、小型・高速広帯域(1―100メガヘルツ)伝送の特徴を生かした展開が期待できる。
同開発品は、30日から10月4日まで千葉市の幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2008」に出展する。 |