080912_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月12日 |
080912_01 |
アルプス電気 |
光関連部品 |
光部品、光モジュール |
通信インフラ用 |
映像信号受信用フォトダイオードを一体化した3ポート対応のFTTH用光送受信モジュール「FLUHシリーズ」
アルプス電気は11日、映像信号受信用フォトダイオード(PD)を一体化した3ポート対応のFTTH用光送受信モジュール「FLUHシリーズ」を開発、今月からサンプル出荷を開始すると発表した。
送信用LD(レーザーダイオード)、受信用PD、映像信号受信用PDを搭載した3波長対応とすることで、省スペース化に対応する。
サンプル価格は5万円(税込み)。コンポーネント事業部角田工場(宮城県)で、12月から月産1万個の生産を予定する。
FTTHでは、インターネットやIP電話などに加え、地上デジタル放送やCATVなどの映像配信サービスも始まっている。光通信による映像配信受信では、データ通信の光送受信モジュールに映像信号受信用モジュールの追加が必要だ。
従来は、光送受信モジュールにWDMカプラと映像信号受信用モジュールを追加した構成としていたが、WDMカプラは高価なことや、省スペース化のため、映像信号受信用PDを含む一体型モジュールが求められていた。
新製品は、これらのニーズに対応した3ポート対応のFTTH用光回線終端装置用光送受信モジュール。自社開発の非球面レンズを搭載し、光ファイバとLDの高効率結合を実現。高い光出力を維持し、安定した通信性能を実現する。
必要な波長帯を確実に抜き出す(アイソレーション)ため、誘電体多層膜による分波フィルターを使用するとともに、バンドパスフィルターの追加により、安定した通信性能を実現する。
外形サイズは、16×21×8.2ミリメートル。光出力は1dBm以上。
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