080910_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月10日 |
080910_01 |
アルプス電気 |
ユニット |
入力・出力ユニット |
一般産業用 |
各種ハンディターミナル搭載用縦型小型のサーマルプリンタ「PTMBL1A00A」
アルプス電気は9日、携帯POSなどの各種ハンディターミナル搭載用に、業界最薄・最軽量の縦型の小型サーマルプリンタ「PTMBL1A00A」を開発、今月から量産開始したと発表した。
サンプル価格は2500円(税込み)となっている。生産計画はペリフェラル事業部小名浜工場(福島県)で行い、09年9月には月産10万個の生産を予定する。
ハンディターミナルは、列車内の切符発券や電気・ガスメーター検針のほか、欧米ではレストランでの支払いを席に座ったままカード決済するなどの用途でも広がりつつある。このため、持ち運びを考慮した小型・薄型化が追求され、搭載部品への小型薄型・軽量化要求が強まっている。
新製品は、こうしたニーズに対応したもの。モーター部分を紙送りのローラーに対し垂直に設置した縦型タイプで、奥行き寸法はモーター部17.6ミリメートル、ローラー部12.4ミリメートルの業界最薄を実現。モーターの配置向きのほか、サーマルヘッドに用紙を押さえ付けるばね部をコイルばねから板ばねに変更することで、さらなる薄型化を達成した。
重さは、同社従来比で11グラム軽量化し36グラムとした。
ローラー部がプリンタ本体から取り外し可能なイージーローディング方式を採用し、用紙交換が容易だ。秒速75ミリメートルの高速印字ができる。用途は、携帯POSなどの各種ハンディターミナル、医療機器、アミューズメント機器など。
外形サイズは67.6×17.6×35.3ミリメートル。用紙幅58ミリメートル、印刷幅48ミリメートル。動作温度範囲はマイナス5度―プラス50度Cとなっている。 |