電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
9月5日080905_02 アルプス電気 ユニット 電源・アンテナ・高周波部品 移動体通信機器用

無線LANとBluetooth Ver2.0+EDRをワンパッケージ化したモジュール「UGGZ9シリーズ」


 アルプス電気は、無線LAN(IEEE802・11g)とBluetooth Ver2・0プラスEDR(エンハンスド・データ・レート)をワンパッケージ化したコンボモジュール「UGGZ9シリーズ」を開発、今月から月10万個で量産を開始した。サンプル価格は5千円。

 新製品は、最近注目を集めている携帯電話やPHSに携帯情報端末(PDA)の機能を融合したスマートフォン向けに開発されたもの。二つの無線方式をワンパッケージ化したことで部品や実装スペースを削減でき、機器のより小型化が可能となり、設計期間も短縮できる。

 無線LANとBluetoothは、同じ2.4ギガヘルツの周波数帯を使用しており、ワンパッケージ化すると互いの周波数が干渉し、通信速度が遅くなるという問題が生じる。このため新製品では、干渉を低減する共存機能(Co―Existence)を構築した通信制御システムを採用することで、両通信方式の同時動作を実現している。

 また、このモジュールは、独自の高密度実装技術により両通信方式の水晶発振子も内蔵した上で、幅12.70×奥行き9.80×高さ1.35ミリメートルと小型化している。

 さらに無線LANとBluetoothの電源を独立して切り替えることも可能で、消費電力削減に寄与する。

 なお、同製品は30日から5日間、千葉市の幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2008」に出展される。


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