080905_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月5日 |
080905_03 |
テキサス・インスツルメンツ |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
デジタル情報家電用 |
2フェーズPFCコントローラ「UCC28061」などパワーマネジメントIC2種
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、パワーマネジメントIC(集積回路)2種、2フェーズPFC(力率補正)コントローラの「UCC28061」と、DC―DCパワーマネジメント・コンバータの「TPS54331」を発売した。2種とも量産出荷中で、1000個受注時の単価(参考価格)は各1.30ドル、1.00ドルを予定している。
UCC28061は、先に発表されたUCC28060を基に開発され、より小型のEMI(電磁干渉)フィルター、出力コンデンサ、ブースト用インダクタを使用できることから電源を小型化でき、装置の小型化・コスト低減に役立つ。
また、スタンバイ・モードを含め、軽負荷の電力レベルでも優れた効率を提供するフェーズ・マネジメントおよびバースト・モード機能を備えている。
これらの特徴により、「ENERGY STAR」と「80Plus Efficiency」の標準規格に準拠した製品の開発に役立つ。さらに、アーキテクチャは電力分散の構成がされていることから、従来よりも熱設計が軽減される。
TPS54331は新しいスイッチング技術を搭載しており、通常のDC―DCコンバータと比較して、軽負荷時のエネルギー効率を25%以上向上できる。
消費電流は動作時に110マイクロA、シャットダウン時に1マイクロA。3.5Vから28Vの広い入力電圧範囲、最小0.8Vから可変の出力電圧、最大出力電流3Aの特徴を持つ。
動作温度はUCC28061がマイナス40度―プラス125度C、TPS54331がマイナス40度―プラス150度C。UCC28061は16ピンSOICパッケージ、TPS54331は8ピンSOICパッケージに搭載されている。
これらの特徴で、LCDTV内の回路用など小型高効率の電源に適している。
UCC28061の評価モジュールと、TPS54331のデザインツールも提供されている。 |