080903_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月3日 |
080903_01 |
アルプス電気 |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
移動体通信機器用 |
中国の第3世代携帯電話方式TD−SCMD用RFモジュール「UMLC1−111B」
アルプス電気は、世界で初めて中国の第3世代携帯電話方式(3G)となるTD―SCDMA用RFモジュール「UMLC1―111B」を開発した。サンプル価格は2000円。8月から、月10万個で量産を開始している。
新製品は、TD―SCDMAの規格(3GPP TS25)を満たしたRFモジュールで、これを使用することでRF部のオンボード設計では、部品のロットごとにバラツキのあった送信性能を標準化できる。
送信能力の標準化では、送信回路の安定性や低スプリアス化が鍵となるが、送信回路の安定性の確保にはモジュール内のパワーアンプICのバラツキを抑えることが必要となる。このため、最適化したマッチング回路を組み入れることでバラツキを補正している。
また、低スプリアス化ではモジュール内の部品レイアウト、積層基板の基板間ストリップラインのパターン形成、グランド(アース)の配置を高周波シミュレーション技術により最適な設計を行っている。
さらに、サイズを幅13.0×奥行き9.0×高さ1.5ミリメートルと、オンボード設計時と比較して約半分の実装面積を実現した。
ノイズ対策としては、金属カバーによるシールド構造を採用し、外来の電波などのノイズによる影響を最小にしている。
RoHS指令に対応した鉛フリー製品。
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