080825_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月25日 |
080825_02 |
新日本無線 |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
自動車機器用 |
ドルビー社のカーオーディオ用プログラムDAEPを搭載したDSP「NJU26209」
新日本無線は、ドルビー社のカーオーディオ用プログラム「DAEP」(ドルビー・オートモーティブ・エンターテインメント・プログラム)を搭載するデジタルシグナルプロセッサ(DSP)「NJU26209」を11月からサンプル出荷する。DAEPを実現する専用ICの発表は世界初。サンプル価格は500円で、量産開始は09年1月を予定している。
新製品が実現する「DAEP」は5.1チャンネル、7.1チャンネルなどマルチスピーカ構成が主流となりつつあるカーオーディオの市場ニーズに対応したオーディオ技術。ステレオ(2チャンネル)入力信号から5.1チャンネルサラウンド信号を生成できる「ドルビープロロジックU」とともに、複数の新機能を備えている。
その一つの「センターイメージコントロール機能」は、全座席で音像の前方定位を実現する機能。通常、運転席と助手席に設置されるセンタースピーカからの音像は、運転席側、助手席側それぞれ左右にずれるが、この機能により、それぞれの席で正面から音が聞こえるようになる。
「アドバンスドサラウンドフェーダー機能」も搭載している。サラウンド効果を得られる場所(リスニングポイント)を、サラウンド効果を保ったままに前後できる機能。7.1チャンネルのシステムで、後方の四つのスピーカだけを使って後部座席でサラウンドを楽しむといったことが可能になる。
チップサイズは11.0×7.6×1.15ミリで、44ピンSSOPを採用。DSP性能は24ビット100MIPSとなっている。 |