080822_06
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月22日 |
080822_06 |
東芝松下ディスプレイテクノロジー(TMD)/出光興産 |
表示デバイス |
液晶・プラズマ・CRT |
デジタル情報家電用 |
消費電力10分の一・寿命30倍の携帯機器向け低分子タイプ有機ELディスプレイ
東芝松下ディスプレイテクノロジー(TMD)は20日、出光興産と共同で、消費電力を10分の1、寿命を30倍(同社従来比)に改善した携帯機器用低分子タイプ有機ELディスプレイを開発したと発表した。
同社のTFT基板設計技術および素子設計技術と、出光興産の高効率低電圧の性能を発揮するRGB発光材料と周辺材料などを採用。材料組み合わせについて両社で共同評価を行い、2.2型QVGAでの実用画面で消費電力100mW、半減輝度寿命6万時間(200カンデラ/平方メートル全白時)を達成した。
同社では以前から、有機ELディスプレイの技術開発に注力。出光興産とは2005年1月から、同タイプ有機ELディスプレイ開発に向けて、有機EL材料の開発、TFT回路との適合性評価、デバイス構造の最適化などの共同開発を行ってきた。
同社は今後、これらの共同開発成果を基に携帯機器用の中小型ディスプレイの量産化に向けた技術開発を進める。
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