080711_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月11日 |
080711_04 |
新日本無線 |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般民生用 |
住宅用火災警報器など電池駆動機器のスピーカ駆動用モノラルBTL出力D級動作スイッチングドライバー「NJU8789」
新日本無線は、住宅用火災警報器などのセキュリティ機器など、電池駆動機器のスピーカ駆動用モノラルBTL出力D級動作スイッチングドライバー「NJU8789」のサンプル出荷を開始した。量産は8月から始める。サンプル価格は150円となっている。
新製品は、動作電圧範囲1.8―4.5Vと2V以下の低電圧動作に対応する。ロジック用電源と出力スイッチング用電源の2系統それぞれ別の電源電圧値に設定でき、電力効率の良い動作が可能だ。
入力は1チャンネル1ビット信号入力のデジタル入力に対応する。マイコンなどからのPWM信号を直接入力できる。また、マスタークロックが不要なため、シンプルな部品構成でスピーカ駆動システムを実現できる。出力は3.3V時で500mW。パッケージは10ピンSSOPを採用している。
住宅用火災警報器は、06年(平成18年)6月の改正消防法公布により、すべての住宅への設置が義務化された。既存住宅についても、11年(平成23年)6月1日までに設置が義務化されることになり、需要拡大が見込まれている。
同社では「住宅用火災警報器メーカーの要求を反映し、乾電池駆動の警報器に最適な製品となった」としている。
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