080710_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月10日 |
080710_03 |
テキサス・インスツルメンツ |
半導体集積回路 |
専用IC |
一般産業用 |
高集積度でポータブル医療用超音波診断市場向け低消費電力のAFE(アナログフロントエンド)製品AFE5804
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、医療用超音波診断市場向けのAFE(アナログフロントエンド)製品ファミリーAFE58xxの第2弾として、高集積度でポータブル超音波診断装置向けの「AFE5804」を発表した。量産出荷は9月の予定で、価格は62ドル(1千個受注時の参考価格)。
AFE5804は、特に低消費電力と小型化が必要な超音波診断システム向けに開発され、市場の同種のデバイスと比較して30%以上少ない消費電力で動作する。
40メガサンプル/秒の動作時に、102mW/チャンネルの低消費電力、1.25ナノV/ヘルツの低ノイズ特性と、クラス最高の低消費電力を提供すると同時に、より優れた品質の診断画像をポータブルの超音波装置に提供する。
また、このデバイスは、8チャンネルのローノイズアンプ、電圧コントロール・アッテネータ、プログラマブル・ゲインアンプ、ローパスフィルター、およびLVDSデータ出力を備えた12ビット、10メガ―50メガサンプル秒のA/Dコンバータを内蔵している。
さらに、モード・コントロール機能により、ノイズ・レベルと消費電力特性を設定できる柔軟性を持つことから、システムの最適化に役立つ。
パッケージは、15ミリ×9ミリメートル角の135ボールBGAパッケージで供給される。
評価ボードについても、9月からの供給を予定している。
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