080703_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月3日 |
080703_01 |
松下電器 |
半導体集積回路 |
専用IC |
デジタル情報家電用 |
世界各国のデジタルテレビ方式に対応したデジタルテレビ用UniPhier(ユニフィエ)システムLSI
松下電器は2日、世界各国・各地域のデジタルテレビ方式(映像3方式、音声5方式)に対応したデジタルテレビ用UniPhier(ユニフィエ)システムLSIを開発し、7月上旬からサンプル出荷を開始する、と発表した。
世界の出荷台数が08年約2億台、12年2億3千台と急成長を予測するデジタルテレビのボリュームゾーン向けに45ナノメートルプロセス採用の新世代デジタル家電統合プラットフォーム「UniPhier」アーキテクチャを採用し、AVデコーダLSIと映像処理LSIを1チップ化した。
デジタルテレビの映像符号化方式3方式(MPEG−4 AVC/H.264、MPEG−2、VC−1)、音声符号化方式5方式(HE−AAC、MPEG−1/2Layer2、MPEG−2AAC、Dolby Digital、Dolby Digital Plus)対応機能を搭載し、全世界の主要放送方式に対応可能なシステムLSI「MN2WS0052」として供給する。
今回開発したシステムLSIと復調LSI、外部メモリー2個(最大メモリー容量2ギガビット)でデジタルテレビのメーン基板ができる。今秋発売のデジタルテレビから搭載される予定。
パッケージ641ピンBGA、電源電圧内部1.2V、I/O3.3V/1.8V、消費電力最大4W。
前工程は松下電器半導体社魚津工場、後工程は新井工場で行う。リファレンスボードも同時にサンプル出荷する。
システムLSI「MN2WS0052」はUniPhierプロセッサ、32ビット対称型マルチプロセッサ、フルHD対応2D/3DグラフィックスエンジンAVI/O、帯域保証メモリー制御、ストリームI/Oからなる。
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